こんにちは。しゃけ(@kkkmmmzzz1)です。
いまさらながら2022年に読んだ本の中でおススメ本を選んでみました。
本来であれば年末とかにやりたかったのですが、ずるずる先延ばししてたら4月になってしまいましたw
2022年は108冊の本を読みました。読んだ本はブクログに登録していますのでご興味あれば見てみてください。
今回はそのなかで特におススメの本10冊をご紹介します。
- DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール
- サイコロジー・オブ・マネー 一生お金に困らない「富」のマインドセット
- 投資の大原則 人生を豊かにするためのヒント
- 株式投資の未来~永続する会社が本当の利益をもたらす
- お金か人生か 給料がなくても豊かになれる9ステップ
- 貧乏入門 あるいは幸せになるお金の使い方
- 土と内臓―微生物がつくる世界
- GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代
- 知的生産の技術
- 自作の小屋で暮らそう: Bライフの愉しみ
お金・投資関連
DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール
お金を貯めることと同じくらい、効果的に使うことが大切、ということが書かれています。
働いてばかりいるアリと遊んでばかりいるキリギリスの中間のちょうどいいところを目指すと人生の幸福度が上がります。
いままではお金の増やし方しか考えていませんでしたが、使い方や減らすタイミングなどを考えるきっかけを与えてくれる良書です。
下記の記事でお金の使い方について私なりの考えをまとめています。
サイコロジー・オブ・マネー 一生お金に困らない「富」のマインドセット
効率的な資産形成の方法を知っていても実践できない人がいるのはなぜか。
それはお金に関する行動は理論より心理<サイコロジー>に影響を受けるから。
お金とうまく付き合うための人間心理について、20のテーマで簡潔にまとめられている。
個人的には第10章 貯蓄の価値が特に印象的でした。
以下のような内容で、貯蓄に対する見方が変わりました。
- 富を築くには「収入」より「貯蓄率」が大切
- 貯蓄=収入ー「エゴ」
- 貯蓄はたとえ無目的であっても、将来の選択肢を増やすことに役立つ
DIE WITH ZEROとは逆の内容ですが両方の視点をバランス良く持ちたいです。
投資の大原則 人生を豊かにするためのヒント
長期分散投資の名著である『ウォール街のランダムウォーカー』を書いたバートン・マルキールと、『敗者のゲーム』を書いたチャールズ・エリスの二人が書いた本です。
上記2冊は非常に勉強になるのですが、分厚かったり専門用語がたくさん出てきたりで正直に言って初心者には読みづらいです。
マルキールとエリスが投資初心者に向けて専門用語を使わずに書いたのが『投資の大原則』です。
ポイントは下記の6つです。
- 投資を早く始めることで複利の効果が大きくなる
- まずはお金を貯める
- 税制優遇を活用する
- 市場全体を買えるインデックスファンドに投資する
- 大きな失敗を避ける
- 年齢、資産、性格、ライフステージに見合った投資を行う
友人知人に投資について聞かれたらこの本を勧めたいと思っています。
株式投資の未来~永続する会社が本当の利益をもたらす
ペンシルべニア大ウォートンスクールの経済学者であるジェレミー・シーゲルの著書。
2005年に発売した本で、2000年頃のドットコムバブルの様子などが描かれていて株式投資の歴史を知ることができます。
ハイテク株や成長株が期待が大きくなり株価が高くなりすぎてリターンを悪化させる「成長の罠」は昨今のテスラなどでも同じことが起きていて、歴史は繰り返すことを実感。
他にも過去の株式市場に関するデータ分析がたくさん書かれています。
あの会社は革新的だから値上がりしそう!みたいな思い込みや雰囲気で投資するのではなく、実際の数字に基づいて分析することの重要性がわかります。
お金か人生か 給料がなくても豊かになれる9ステップ
お金とはなにか、仕事とはなにかを考えるきっかけを与えてくれる本。
経済的自立のためのテクニックよりも、マインドについてのお話が中心。
「お金=生命エネルギーと交換しててにいれるもの」と定義されており、お金を使うときは費やした生命エネルギーに見合う価値があるのか考えて使いたいと感じました。
本書で紹介されているウォールチャートは、経済的自立までの距離を視覚的に見ることができるので実践しています。
以下は私が実際に記録しているウォールチャートです。
黄色い線の資産収入(総資産の4%÷12ヵ月)が赤い線の月々の支出を超えたら経済的自立の達成になります。
毎月じわじわと黄色い線が上に上がっていくのがモチベーションになります。

貧乏入門 あるいは幸せになるお金の使い方
著者の小池さんは元浄土真宗の住職で、ご自身の質素な生活を例にして、お金の支配から自由になる考え方が書かれています。
モノを所有することでは幸福になることはできず、むしろ所有することでノイズが増える。
モノを買うことによる快楽は、モノをもたない苦の状態から一時的に抜け出しているだけで、しばらくするとまた苦の状態に戻ってしまうため切りがない。
欲望のままにお金を使うのではなく、最小限の必要なモノにメリハリをつけてお金を使うことが、心穏やかな生活を送るうえで大切と感じました。
その他のジャンル
土と内臓―微生物がつくる世界
地形学者のデイビッド・モントゴメリーと妻で生物学者のアン・ビクレーによって書かれている。
目に見えない微生物の働きについて、ガーデニングの体験や腸内環境などを引き合いに出して語られています。
印象的だったのが、植物の根っこ周辺と人間の腸内環境が似ているということ。
根っこと腸が微生物が住みやすい環境を作り、微生物が栄養を分解して吸収しやすい状態を作ってくれるという持ちつ持たれつの関係とのこと。
人間も植物と同じく自然の一部であることが感じられました。
GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代
人間には「ギバー」「テイカー」「マッチャー」という3種類が存在しいて、最も損をするのも最も成功するのもギバーである。
成功するギバーはどんな特徴を持っているのか、テイカーとどう付き合うべきかを分析しています。
本書は要約動画もたくさんあります。
フェルミ漫画大学はよく視聴しています。おススメです。
知的生産の技術
京都大学教授、国立民族学博物館名誉教授である昭和の知の巨人、梅棹忠夫のベストセラー。
著者が研究やフィールドワークで実践していた知的生産術についてまとめられています。
1969年に書かれた本なので古い部分もありますが、京大式カードというB6サイズのカードを使った情報整理方法などは読んでいて自分でもやってみたくなります。
そしてなにより知的生産欲が沸いてくる良書です。
自作の小屋で暮らそう: Bライフの愉しみ
山奥に土地を買って自分で小屋を建ててインフラを整えている著者の生活について詳細に書かれています。
読んでいて自分も小屋暮らしやってみたいとワクワクしました。
しかも毎月の生活費が約2万とのことなので経済的自立達成のためにも小屋暮らしいいかもしれないですね。
詳しくは別の記事で感想を書いています。
終わりに
2022年に読んだ108冊の中から面白かった10冊をご紹介しました。
大体10冊に1冊は印象に残る本と出会えるので、ある程度の冊数を読むことは必要だなと実感しました。
気になる本があればぜひ読んでみてください!
- DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール
- サイコロジー・オブ・マネー 一生お金に困らない「富」のマインドセット
- 投資の大原則 人生を豊かにするためのヒント
- 株式投資の未来~永続する会社が本当の利益をもたらす
- お金か人生か 給料がなくても豊かになれる9ステップ
- 貧乏入門 あるいは幸せになるお金の使い方
- 土と内臓―微生物がつくる世界
- GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代
- 知的生産の技術
- 自作の小屋で暮らそう: Bライフの愉しみ
最後までお読みいただきありがとうございました!
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